EVSSLの組織名表示がなくなるらしい

EVSSLが導入されたWEBサイトを表示すると企業名がURLの横に表示されてます。

URLのところにサイトの運営主体(企業名)が表示されフィッシングサイト対策に
有効であると認証局も勧めていました。しかもURLが緑色になり視覚的にも
わかりやすいと。セキュリティ意識の高い企業や金融系のサイトで多く採用されます。
(スマホだと運営主体は表示されない)

しかしGOOGLEの調査でEVSSLはたいしてフィッシングサイト対策にならないといった
研究結果が発表となり、先日アップデートされたChrome77からは企業名の表記や緑色への表示が
なくなり、他の証明書と同様に鍵マークのみの表示となりました。
※ios12のsafariでは、すでに企業名の表記はなくってます。

トップシェアのブラウザでこの対応は、EVSSLにとってかなりの痛手でしょう。

EVタイプのSSLは他の証明書と比べると費用がダントツに高いです。
それだけ審査項目が多く、高いのでフィッシングサイトでは
利用されづらいのが特徴だったの。。。。。
まだIEやFirefoxでは緑色、企業名の表示が可能ですが、
時期に消える可能性があります。

今後、EVSSLの導入を検討している場合、2年での取得ではなく
1年での取得を検討した方が良さそうです。ご参考まで