複数のサイトを運営していると、今回のchromeの対応で
SSLの費用がボディブローではなく、顎にもろにヒットしてくる。
申請も都度やらなきゃいけないとかで案外めんどくさいかったりします。
どうにかSSLをまとめられないかってところで、
ワイルドカードやマルチドメインというものがあります。
■ワイルドカード
複数サブドメインサイトを1枚の証明書にまとめることができます。
例
aaa.example.com
bbb.example.com
ccc.example.com
ddd.example.com
eee.example.com
と5つのサブドメインを運用していた場合、
通常では各サブドメインで証明書を取得しなきゃいけないので、
5回申請をする必要があるけど、ワイルドカードの場合、
[ *.example.com ]で取得することで、1枚のSSL証明書で
全部のサブドメインに利用することができます。
私の計算では、4つ以上サブドメインを運用している場合、
ワイルドカードの方が安くなりそうです。
■マルチドメイン
マルチドメインはワイルドカードと違って、サブドメインだけではなく
別ドメインでも、すべてが同じ組織で運営されていたら、1枚のSSL証明書に
まとめることができます。
しかし利用できるのは企業実在証明以上となります。
例
aaa.example.com
bbb.example.jp
ccc.example.co.jp
bbb.example.biz
aaa.example.net
グローバルサイン 企業認証SSL(定価)の場合
通常だと
企業認証SSL × 5サイト分 で ¥299,000
(¥59,800)
かかるのがマルチドメインを利用すると
企業認証SSL × マルチドメイン4ドメイン分 で ¥199,000
(¥59,800) (¥34,800×4)
と10万円近くかわってきます。
さらにSSLの代理店で購入した場合、もっとお安く購入することができます。
代理店を使って賢く購入することをオススメします。
(だって直接買っても代理店経由しても、ものは一緒なんだもん)